こんにちは。地理愛3年、東北生まれの筆者です。関東に出てきて2年半、コロナ禍の自粛の空気に抗いながら順応しながらいろんな都道府県に出かけてきたわけですが、どうにも山梨県に惹かれるなぁと最近感じるようになってまいりました。筆者がこれまで足を運んできた範囲ではありますが、山梨のどんなところに惹かれたのか、つらつらと書いていこうと思います。
くだもの:食べ放題っていいよね
山梨を語るうえで果樹栽培は欠かせないと思うんですよわたくし。中央本線や中央道で山を越えて目に飛び込んでくる一面の果樹園。関東平野ではなかなか見ることのできない景観にまず筆者は心惹かれたものです。
この山梨産のくだもの、もちろんスーパーに並んでるものを買ったり宅配で農家から取り寄せたりするのももちろんいいですけど、わたくしは現地に食べに行くのをオススメします。狩りですよ狩り。果物狩り。時間の許す限り食べまくるのです。果樹栽培では畑作や稲作とは異なり、ただ生産して出荷するだけでなく、園地での果物狩りの実施も農家にとって大事な収入源となるのです。
山梨で体験できる果物狩りの代表格と言えるのが先述した三種、ぶどう・さくらんぼ・桃になります。ぶどう栽培が盛んなのは甲州市勝沼や笛吹市など。旬の時期は8月から10月にかけて。近年大人気のシャインマスカットをはじめ、ピオーネや巨峰といった大粒品種、小粒のデラウェア、山梨の研究所で誕生した甲斐路など、時期や園の違いによりさまざまな品種を楽しむことができます。
シャインマスカットといえばスーパーに並べば一房1000~1500円の値が付く高級品種。味はもちろん、皮も食べられること、栽培時の処理により種がないことなどから一躍人気となりましたが、果物狩りでは2000円足らずでコイツをたらふく食べられるのです。どーです素晴らしいではないですか。出費を気にせず果物を食べまくる快感、一度味わえばもう忘れられません。
次いでさくらんぼ。ちょっとわかりにくいですけど上の画像がさくらんぼです。こちらは甲州市の塩山地区や南アルプス市で特に栽培が盛んでしょうか。山梨のさくらんぼ栽培は日本での南限地。佐藤錦や高砂、紅秀峰などを6月の早い時期から楽しむことができます。
さくらんぼ狩りは他の果物狩りと違って詰め込みがきくといいますか、一粒単位で取って食べられるので己の胃袋の限界に気軽に(?)挑戦できるのが特徴です。ぜひ朝食を抜いて現地に向かい、存分に食い意地を張って楽しんでいただきたいですね。
また桃も甲州市や南アルプス市が有数の産地になっています。園に行けばたいてい小型ナイフやらなんやら渡されてカットして食べるよう促されるんですけど、どうせならガブっとそのままいっちゃうのをオススメしますよ。あの甘さとみずみずしさを口いっぱいで感じる体験、ぜひぜひ。
景観:上から目線になろう
山梨といえば山。山と言えば傾斜地。傾斜があれば高所から低所を見下ろせる。そんなわけで山梨県にはあちこちに見晴らしの良いビュースポットがあります。
上の写真は甲州市の観光施設ぶどうの丘から撮ったもの。ビニールハウスと果樹園が卓越する、平野部とは一味違う景観がわかるでしょう。
下の写真は南アルプス市の棚田がある地区から。中野の棚田と題して観光客の誘致が行われており、棚田景観と甲府盆地をまとめて楽しめる欲張りスポットになっています。車を使えばほんとに棚田の傍までアクセスできますよ。
3枚目は高所からの眺めとはちと異なります。北杜市小淵沢町からの富士山の眺めです。山梨県のいろんなところから富士山が見えるというのも、筆者が気に入っている点になります。富士山観光で有名な河口湖周辺に行くといつも雲がかかってる印象がありまして、この北杜市や甲府市などちょっくら離れたところからの方がよく見える気がしますね。
めし:ご飯がうまいのは海より山でしょ(対立煽り)
そりゃ海鮮もいいもんですけどね、野菜やら麺類やら川魚やら山間部はうまいものが沢山あるんですよ。山梨のグルメと言えばほうとう。わたくし大学生になるまでほうとう食ったことなかったド田舎モンなんですけど、あれほんとうまいですね。初めての時は感動しました。山梨県内各地に店舗を持つチェーン店があって、山梨ならどこに遊びに行っても手軽に食べられるのもナイスです。
あと最近知ったのが吉田のうどんです。富士吉田の名産、ガッツリ固い独特な麵であれもうまかった。平日昼に行って店に列ができてたのが印象的でしたなあ。
あと身延まんじゅうもいいですよ。グルメというよりお土産の範疇に入るかもしれませんがね、一度食べ始めたら止まりませんよ。上の写真は身延町のしょうにん通り商店街です。ここを中心に複数の店が味を競い合っております。身延って久遠寺もあるし身延山もあるし漫画/アニメ/ドラマのゆるキャン△で登場したスポットも多いので、そこらを訪ねるついでにぜひぜひ。
温泉:そりゃ山があるんだから
日本各地の山がちの地域と同様、山梨も各地に温泉があるんですが、筆者はとくに日帰り温泉を推したいところです。
まずは山梨市のほったらかし温泉。市街地からしばらーく登った高台の笛吹川フルーツ公園の奥にあります。甲府盆地を見下ろし富士山を望む露天風呂からのパノラマおよび夜景がここの最大のウリです。若干ぬるめのお湯も相まってとても長湯がしたくなる温泉です。あと温玉あげがバチクソうまい。んでもってフルーツ公園からの眺めも素晴らしい。ここで温泉入って夜景眺めてからふもとでほうとう食べればパーフェクトですよ。
もう一か所、市川三郷町(武蔵野線の駅でありそう)のみたまの湯もよいです。ここも甲府盆地を見下ろせる高所にあり、夜景がすばらしい温泉です。なんでも温泉総選挙絶景部門とやらの1位になったとか。甲府盆地の南端にあるので峡南地域からのアクセスが比較的良好なのもポイントでしょうか。
観光施設&レジャー:いろいろあるらしい
そのほかレジャー施設や史跡などもたくさんあります。甲府駅北口からまっすぐ進むとたどり着く武田神社とか、釜無川と御勅使川の合流地点にある信玄堤とか、武田氏由来のものは多いですね。
筆者は景色や温泉を楽しむのがメインですけど、普通に山に登りたい人も多いのではないでしょうか。富士山を筆頭に八ヶ岳とか駒ヶ岳とか、登山スキルのある方はぜひ楽しんでいただきたいです。
湖でのレジャーもいいんじゃないですか。富士五湖とか四尾連湖とか奈良田湖とか。湖って概して景色がよいといいますか、紅葉もたいへん映えます。わたくしは河口湖ぐらいしか訪ねたことないので、いろいろ周ってみたいですね。
あと異彩を放つのがこのリニア。都留市の見学センターでは、中央新幹線で用いられるリニアモーターカーの諸々の展示があるほか。時速500km超の試験走行を実験線の間近で見ることができます。静岡県がおとなしくなれば開業まであと6年。なんだかんだで近づいてきたなと感じますね。
まだまだ推したいスポットはあります。清里ファームのソフトクリームとか。先述したぶどうの丘でのワイン飲み比べとか。やっぱ山梨って観光業強いなあ。
まとめ:やまなしはいいぞ
かくして筆者はやまなしはいいぞお兄さんになったのです。ともかく都心からのアクセスが(筆者の感覚では)良好なのが強いと感じます。その気になればふらっと日帰りで行ける距離。ちょっとした非日常を楽しむのに山梨県はうってつけだと思いますね。というわけで今回の記事はおしまいです。みなさんもカーシェアなり18券なり使ってぜひ山梨に遊びに行きましょう。
※画像はすべて筆者撮影






























